MT4のEAはVPS上で起動させることが強く推奨されています。VPSのパッケージにはさまざまなプランがあり、何メモリ必要なのか悩んでしまいますよね。MT4のEAを起動させるのにはどれくらいのメモリが必要なのか解説します。
まずMT4を起動させるにあたり、VPSはFX専用のものを選んでください。FXに適したスペックで、MT4を使っても動きの軽い専用VPSです。余計なソフトが最初から排除されているため、無駄なメモリ消費が抑えられます。そのうえで契約するメモリを検討していきます。
基本的に1つのMT4に対しメモリ1Gを心がけてください。これは少し余裕のある容量です。実際は1Gで2~4つ程度稼働しても問題ないでしょう。しかしながらかなり余裕のないメモリ容量となってしまいます。
MT4のEAトレードに置いてギリギリのメモリは致命的です。容量いっぱいに使ってしまうとMT4のEAの動作が遅くなったり、フリーズしてしまったりする可能性があります。そうするとEAが意図していた価格と違う価格で約定してしまうなどの損失に繋がってしまいます。
MT4がどれくらいのメモリを消費しているかはタスクマネージャーから確認できます。
- VPSのタスクバーから「タスクマネージャー」を選択する。
- 「パフォーマンス」タブをクリックする。
ここからメモリ状況を確認できるので、余裕がないと思ったらVPSのプランの変更を検討してください。MT4の中でどれだけEAを稼働させるか、いくつチャートを開いているかなどでも使用メモリは変わってきます。メモリが100%を越えているとMT4の動作がかなり遅くなっているはずです。EAをスムーズに稼働させるためにも余裕のあるメモリで運用してください。
再起動させることでメモリがリフレッシュされるので、MT4の動きが遅くなってきたと感じたら定期的に再起動するのもいいでしょう。